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「おくるみ」は可愛いけれど

副院長です。

産まれたばかりの赤ちゃんをお持ちの皆さん「おくるみ」って使ってますか?

赤ちゃんを「おくるみ」で包んであげることにより、お腹の中にいたときの状態に近くなるので、安心するとも言われています。 赤ちゃんは眠る事がとても大事なのですが、眠るのがちょっと苦手な赤ちゃんもいるのが現実です。

せっかく寝かしつけたと思っても、モロー反射 (手足をビクッと挙げてしまう反射) で起きてしまうこともしばしばあるかもしれません。 そこでママパパの強い味方になるのが「おくるみ」です。様々なベビーショップなんかで、可愛いおくるみもたくさん販売されてます。

 

しかし、この「おくるみ」に警鐘を鳴らす報告がある事も知っておいて下さい。

米バージニア大学医学校小児科教授のRachel Moon氏らの研究で、睡眠中の乳児におくるみを使い、特にうつぶせにすると、乳児突然死症候群(SIDS)による死亡リスクが高まるという研究論文が「Pediatrics」オンライン版に掲載されました。

 

HealthDay Newsより改変

米国疾病管理予防センター(CDC)によると、米国では2014年、約1,500人の小児がSIDS(乳幼児突然死症候群)で死亡したという報告がありました。その内の分析の結果、くるまれた乳児のSIDSで死亡する可能性が50~60%高かったという結果だったのです。 Moon氏は、「子どもが寝返りできるようになったらおくるみを使ってはならないこと、うつぶせまたは横向きに寝かせないことを覚えておいてほしい」と結論付けています。 一方で他の専門家は、「睡眠時のおくるみは全て推奨しない」とのコメントもあります。

赤ちゃんに着せると可愛いし、良く寝てくれる便利な「おくるみ」ですが、皆さんくれぐれも注意して下さいね。

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