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子宮がん検診(金沢市すこやか検診説明会)

副院長です。

疲れた体にムチを打って、事務長と今年も行ってまいりました。

「平成29年度 金沢市すこやか検診実施要項説明会」が開催されました。

検診実施施設に至るには通らなければいけない道なのです。ちなみに野々市市は「いきいき検診」となっていますが、大まかには行う検査は同じです(これも後日、説明会へ出席しなくてはいけません)。

 
相変わらず、威圧感のある会場ですね。脱走は不可能です。
様々な検診内容に関しての報告や提言がありました

 

「検診」の最大の目的は早期発見につきます。

早期発見により重篤な状態になる前の治療が可能になり、医療費も抑制されます。行政、患者さんにとってはWIN-WINなはずなのですが、金沢市の子宮頸がんの受診率は20%以下だそうです。

子宮頸がんは、初期にはほとんど症状がありません。そのため、早期発見をするには「検診」を受けることが必要です。子宮頸部の細胞を採取し、顕微鏡で細胞を調べる方法です。

 

アメリカでは18歳以上の女性の80%以上の方が子宮頸がん検診を受けており、特にハワイでは90%以上の受診率があります。しかし、石川県では受診率が15%を割り込んでおり、このような低受診率では、子宮頸がんを発見することが非常に困難になってきています。平成18年度から子宮頸がん検診の対象者が20歳から60歳までの女性に広がりましたが、若い人の低受診率が目立ちます。

子宮頸がん検診は、子宮頸がんの前の段階から発見できる非常に有用な検査です。定期的に検診を受けていれば子宮頸がんで子宮を失うことはない、と言っても過言ではありません。

子宮頸がんは、主に性交渉によって感染する「ヒトパピローマウイルス(HPV)」が原因だということはかなり広く知られている事実です。

子宮頸部(入り口)に感染するウイルスで、性経験がある女性の感染率は10%程度ですが、一生涯のうちに9割程度が一度は感染すると言われています。しかし、ほとんどのウイルスは排出されてしまいますが、数%の人は排出されずに持続感染となり、平均6年~10数年で子宮頸がんへと進行していく可能性があります。

HPVのうちの十数種類のタイプが、子宮頸がんの原因になると考えられています。性交渉の経験があれば、「自分を守る手段」として20歳代から積極的に検診を受けることが大切です。

 

 

初めて産婦人科に入ることは大変勇気がいることとは思います。診察を受けに来てくださる患者さんに、少しでも苦痛なく迅速に検査を行うように尽力します、心配なら、検診希望とお伝え頂ければ、いつでも検査可能です(保険診療です)。

 

 

 

ちなみに、こんな通知票みたいなものが配られました。及第点ですね。

みなさんぜひ検診にいらっしゃってくださいね。

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